1982年に開発されたヒトインシュリンを筆頭に、インターフェロン、成長ホルモンなど、もともと人の体にあるホルモンや微量因子などが薬剤として開発されてきました。
これらを「第一バイオ医薬品」と呼びます。
現在では、抗体医薬品と呼ばれる「第二バイオ医薬品」が急速に発展してきています。
人の体内には、外から侵入しようとするウィルスなどに対抗するために免疫機能があります。
その免疫の主な働きを持つものが抗体とよばれるものです。
抗体は、特定の異物を選んで作用する働きがあります。
分かりやすくいえば、がん細胞を見分けることができる抗体があるということです。
その抗体をうまく利用すれば、がん細胞だけに効率よく作用するので、副作用も少なくて済みます。
抗体の性質を利用した医薬品を抗体医薬品と呼びますが、今バイオ医薬品の目覚ましい発展により、今まで治療の難しかった難病も希望の兆しが見えてきました。
アバタセプトというリウマチの治療薬もバイオ医薬品のひとつです。